今日は多くの人が思いを馳せています。
10年前の今日、2011年3月11日午後2時46分に。
あのとき、あなたは何をしていましたか?
私は、放課後の中学校で、数名の生徒たちと
調理室でクッキーづくりをしていました。
覚えているのは
4階建ての校舎の1階の調理室で
校舎がミシミシ鳴る音と、調理室の食器棚がガシャガシャいう音が
とても怖かったことと
泣き出してしまった中学生を見て
「この子たちを守らなきゃ!」と思ったけど
どうしていいのかわからなくて
ただただオロオロしていたこと。
とっさのことに、何もできなかった自分がいました。
10年前の今日、体験したこと、感じたことは忘れてはならない。
それが私たちサポートネットの活動の原点でもあるのです。
子どもたちの命を守るために私たち大人にできること
それは
自分の命は自分で守る
互いに助け合える
この二つを子どもたちに伝えること。
防災教育をとおして、子どもたちに伝えていくことの大切さを
今日、この日に立ち止まって考える。
この日を、この思いを忘れないために。
(代表理事 四柳千夏子)
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